ニホンジカ食害観察 2008年8月23〜24日

高山植物や草木のちょっとした変化に食害の跡が見て取れた

仙流荘前 -6:00
予定通り始発バスにて出発

大平山荘前 -6:50
出発前に自己紹介とセレモニー

藪沢新道
登山道脇に早くも食害の痕跡が

ツツジ
手前半分の頭部分が囓られている

講師説明
元島さんから鹿の通り道など聞く

ガレ場を行く
未だこの辺り雨は落ちて来なかったが

草木禍
斜面は花が食べられイネ科の草木に

藪沢 -8:52
鹿の痕跡を指さす元島さん

沢沿い登山道
シカに食べれられ背丈が低い草木

ミヤマセンキュウ
上部を食べられ花を付けられない

ミヤマオトコヨモギ
シカの禁忌植物なので生き延びる

ハクサンフウロ
辛うじて花を付けるが背丈は低い

大滝頭分岐 -10:06
観察しながらもまずまずのCT

ウラジロナナカマド
紅葉ではなく食べられた為の変色

マルバダケブキ
禁忌植物だけが残る異様な光景

防護柵 -10:19
つい二週間前に設置したもの

説明板
林野庁、環境省、南ア食害対策協議会による

両側に
登山道を挟んで此処は二箇所設置

黄色い斜面
禁忌植物と知らなければ見事?なお花畑

バイケイソウ
これも上部を食べてあった

馬の背ヒュッテ -10:35
ヒュッテ前にも防護柵を設置

いずれ・・
マルバダケブキ以外の花も復活する?

ダケ樺の疎林
明るい斜面はイネ科だけが目立つ

馬の背お花畑
以前は見事なお花畑だったらしい

ハイマツ
時にはこんな風に齧るらしい

ライチョウ
2羽の子を連れてのお出迎えに和む

仙丈小屋 -12:10
今宵の宿へチェックイン

身軽に
ザックを預け山頂へ向かう

稜線へ
カールを抜けると風が強まる

クッキリ
山頂付近で見つけた鹿の足跡

山頂へ -12:56
一応山ヤなのでピークを踏む事に

夕食 -16:42
直前に元島氏から講義を受ける

翌朝 -6:29
夜半止んだ雨も再び降り出す

下山
小仙丈ケ岳を越えて北沢峠へ

トウヒ
雪解け直後の食料不足時に皮を食べる?

北沢峠 -9:27
天候には恵まれなかったが有意義な山行だった

華留運(ケルン)
凡そ相応しくない名のお蕎麦屋さん

高遠蕎麦
辛味大根おしぼりで頂くまずまずのお味