'10年:秋〜冬 | 画像にカーソルを載せると変わるよ# |
2010年の締め括りは厳寒の鳳凰薬師ヶ岳 浪速恋しぐれ夫妻とクリスマス休暇に何処か へと約束してあったが、山スキーには雪不足 の感があり、一昨年11月の蝶ヶ岳リベンジも 候補だったが、冬型が強まり好天確立の高い 鳳凰山へ最終決定。夜叉神峠で冠雪の白根三 山、杖立峠手前では雪煙の富士山と思惑通り の眺めを楽しみ、終盤は積雪が増えるも設定 時刻に南御室小屋到着。冬季小屋が利用可能 だったので、天候悪化を理由に幕営から小屋 泊へと変更。同宿はソロの青年二人。翌日は 観音ヶ岳ピストン後下山予定だったが、夜間 の降雪でラッセルも想定され、予備日を使い 二泊して薬師ヶ岳往復へと計画縮小。結果は 2780mピークを踏め達成感ある最終山行に♪ 画像レポ 入山 登頂 下山 |
<夜叉神峠から北岳→薬師ヶ岳←→帰路の杖立峠> |
<林道から絶景→山頂ショット←→白馬鑓に沈む> |
今季三度目の雪遊びは快晴の白馬乗鞍岳へ 温暖化の影響か12月も下旬になろうという のに雪が降らない。折角浪速恋しぐれ夫妻が 遠征してくると言うのに、山スキー場所選定 に悩んでしまう。金曜の夜から幾らかの降雪 はあったが、行ってみなければ分らないまま 栂の森へと上る。林道からはハクノリ大斜面 が純白のベールでお出でお出でと招き、周囲 は藪藪なので目標をハクノリに定める。誂え 向きに天気は快晴、山麓は無風状態なので厳 冬期には珍しい好条件でピークを踏めそう。 成城大小屋裏、天狗原斜面はもう二降り欲し い状況。帰路のルートは東端かと見極めたが これは不正解。好天の下、山頂を踏み大斜面 パウダーをゲットできたが、終盤は散々(汗 画像レポはこちら |
山スキー仲間が集まり今年も恒例の忘年会 もう一つの題目は初滑りだが、こちらは既に 白馬大雪渓にて終了済み。まぁ名目は何あれ 気心の知れた仲間が集まり楽しめればそれで 良い訳で、昨年に続き安代の山崎屋旅館さん に9名が終結。宴会は夜の部なので、昼の部 はみいさん夫妻と翌日の下見を兼ねて横手山 へハイクアップ。第3リフトは動いておらず ノートラックを山頂へ。30分後には富山から のトヨさん、ラガーさんも到着。本日休業の 横手山頂ヒュッテにお願いし、ビールと昼食 明日の予約を取り付け下見の責任を果たす。 忘年宴会は期待通り盛り上がり、翌日は渋峠 を滑り皆さんに満足して貰えた筈。二日間共 好天に恵まれ、無事恒例行事を終える(^-^ 画像レポ 初日 翌日 |
<初日の横手山→忘年会開宴←→雲海の山頂展望> |
<青空と新雪と→カリカリバーン←→乾杯〜♪!> |
今シーズンの初滑りに白馬大雪渓へ 明日は立山の計画だったが空模様が思わしく なく、大雪渓へ滑りに来ると言うお馴染の皆 さんの仲間に急遽加わる。県道猿倉線は今月 末で冬季閉鎖になるので、この週末が最後の チャンス。白馬村に入る頃降っていた小雨は 歩き出す前には止み、徐々に青空が覗き出し てきた。雪は馬尻辺りから増えるが、夏には 雪渓末端となる地点まで板を担ぐ。雪渓下部 はクレバスが口を開け滑走時要注意だ。中盤 からは広い斜面となり、中々良さげな状態。 青空の下、新雪を踏みしめシール登行する爽 快感は山スキーならではの味わい。上部は風 で叩かれカリカリのアイスバーン!葱平下で 終了としたが、無事初滑りを迎えられた♪ 画像レポはこちら |
晩秋の里山探訪第三弾は北ア展望のお山へ 松本へ行く途中、美ヶ原の手前に見える形の 好い山が戸谷峰と知ったのは数年前のこと。 ネットでも多くの山行レポが報告され、機会 があれば登ってみたいと密かに狙っていた。 登山口には駐車スペースが無く、手前の帯所 橋に停める。送電線保守ルートとは言え人気 の山らしくトレールはばっちり。いつも思う ことだが、尾根を越え谷を跨ぎ送電線を架け る労力に頭が下がる。保守ルートを登山道と して利用する手前、景観を損ねると嘆いては バチがあたるかも。三本の鉄塔を過ぎ僅かな 登りで二等三角点の埋められた山頂に到着。 其処からは安曇野を隔てて槍穂高連峰が正面 に並び、正に展望の山に相応しい頂だった。 画像レポはこちら |
<夕映えの戸谷峰→三角点タッチ←→冠雪の槍穂高> |
<四阿屋山タッチ→修那羅山タッチ←→安息の笑み> |
石仏の峠を絡め里山二つのお手軽休日 週の中頃から風邪気味となり、週末は大人し く休養かと覚悟していたが、高気圧に覆われ る天気予報を見ていたら、やはりムズムズ。 とは言え本調子でないのも確か。先週冠着山 から眺めた未踏の四阿屋山を主目的に、一座 では勿体無いので付近の地図から修那羅峠を 第二目的に。此処の石仏は以前も見ていたが デジイチで撮り捲るのも一興、と今日の計画 完成。空模様は予報に反し霞がち。多分に黄 砂の影響もあるのか。青空を背に冠雪の北ア と紅葉は先週堪能したので、今日は未踏の頂 を踏み良しとする。修那羅峠では存分に石仏 を撮り、時間が余ったので近くの三角点へ。 これが一等だったので何か得した気分に(笑 画像レポはこちら |
晩秋の青空の下、のんびり里山を楽しむ♪ 昨夜は協会行事で須坂青年の家泊り、お陰で 思いがけず槍ヶ岳に沈む夕陽を撮れたのだ。 明けて日曜日、呼び掛けは根子岳山行だった が、幹事役は昨夜の内に下山、残った参加者 も其々予定がお有りとか。結局伊那の二人と 自分では予定していた保基谷岳へ。往復1時 間の触れ込み通り、30分で祠とケルンの在る ピーク。物足りなさを感じて、三角点探しに 南東へ薄い踏み跡を辿って正真正銘保基谷岳 山頂着。短い山行時間だったが普段行動を共 にした事のない者同士だけに新鮮さ120%(笑 下山後は各々予定があり残念ながらお別れ。 自分は信百証拠画像が今一で、高校時代以来 となる、久々の冠着山へ向かうのであった・・ 画像レポはこちら |
<保基谷岳三角点→冠着山三角点←→冠雪の後立山> |
<やきもち屋の朝→山頂ショット←→黄葉の不動滝> |
信州むしくらまつり参加者のガイド山行 元旦登山以来のホームグランド山頂は初雪が 舞うも、慣れ親しんだ山道と積もる落ち葉に 何故か心の安らぎを覚える。今回のルートは 岩井堂峠北口から入山し、小虫倉山経由にて 山頂へ。下山は最もポピュラーな不動滝へ。 参加者は殆どが長野市からの30名。案内役は 山岳会員と九十九次スタッフ合わせて8名。 参加者を三班に分け各班にスタッフが付いて 小雪舞う登山口出発。このコースは小虫倉山 を過ぎてから鎖場が続き、大人数ではタイム ロスも心配されたが、予定時刻に山頂到着。 北アや戸隠方面は雲の中で眺望は今一だった が、最後の紅葉と想定外のキノコ収穫に参加 の皆さん大喜び。下山後やきもち屋で寛ぐ♪ 画像レポはこちら |
松ちゃん&みいさん那須にて百名山達成♪ 旦那の満50歳の年に日本百高山・信州百名山 そして日本百名山の完登達成を目論む浪速恋 しぐれ夫妻。既に前二つは掌中に収め、残る は今回の百名山のみ。トリプル達成の全てに お付き合いしようと、盟友むらさんの愛車で 栃木遠征へ。朝方は放射冷却で信州以上の冷 え込み。日中は秋晴れとなり、天気良し・仲 間良し・ロケーション良しと三拍子揃い三本 槍岳にて目的を達成♪初めて訪れた那須連山 二人だけでなく同行の我々にも微笑を与えて くれた。茶臼〜朝日〜最高峰三本槍とピーク を踏み、ラッキーな事に下山は清水平から北 温泉の周回ルート。中腹の紅葉が真っ盛りで 一粒で三度楽しめた百名山の旅だった(^-^v 画像レポはこちら |
<燃える朝日岳→於三本槍岳完登←→紅葉と茶臼岳> |
<十石山遠望→在りし日の竹前さん←→献杯〜♪> |
故竹前さんへの追悼山行がようやく叶った 12年前、竹前さんに誘われ初めて泊った十 石峠避難小屋。荒廃した前の小屋再建に尽力 したメンバーの一人で、直接の繋がりは仕事 からだった。その後、何度か山行に誘われた が当時の自分は仕事人間で、つい同行の機会 が作れないまま彼女は7年前、愛した十石山 の帰路逝ってしまった。浪速恋しぐれ夫妻と 珍さんのメンバーに加わり、永年の課題を漸 く果す機会が訪れた。折りしも避難小屋を守 るボランティアの若者、何と16人が当時自分 もやった登山道草刈と小屋終いに集合。偶然 とは言え、この日に合わせるなんて竹前さん の引き合わせかも。小屋に飾られた遺影に合 掌し、少し心の安らぎを感じた二日間。 画像レポはこちら |
長山協自然保護委員会の有意義な二日間 初日は生憎の雨とガスだったが、雷鳥観察に は絶好の条件。肩の小屋に到着すると講師を お願いし先着していた信大教授の中村先生が 足環の付いていない雷鳥を捕捉しており我々 の目の前で足環を付ける実演のおまけ付き。 先生の先導で二時間余り小屋周辺で雷鳥探し 運良く三羽の群れを発見。小屋に戻り今度は 目から鱗の先生の講義が夕食直前まで続く。 初日で大方の目的を達成し、二日目は余裕で 剣ヶ峰へ向かう。出発時はガスに包まれての ハイクアップも、蚕玉岳手前から徐々に霧が 流れ青空が広がる始め、眼下の位ヶ原の紅葉 がハイマツの緑と絶妙な光景を見せる。無事 登頂を済ませ、肩の小屋で先生とお別れ。 画像レポ 初日 翌日 |
<捕捉した雷鳥→山頂ショット←→紅葉の位ヶ原> |
< P1より西岳→信百達成ヽ(゚◇゚)ノ←→朝の万歳♪> |
浪速恋しぐれ夫妻の信州百名山ラスト山行 八月の日本百高山に続きトリプル達成の第二 弾。自分にとっても西岳と戸隠とはレポ欠如 山域を埋めるのに好都合。西穂同様山仲間に 誘いを掛け、結局同行は4人。一応バリルー トと見做されるので人数的には最大限かも。 ロングコースなので鏡池5:20と早発。P1尾根 に取り付く頃は快晴模様だったが、徐々に霧 が。無事西岳登頂時はガスの中。八方睨手前 からガスも消え、高妻山が青空を背にピラミ ダルな姿を見せる。本院岳降りで若干のアク シデントもあったが全員無事下山。幕営地の 戸隠キャンプ場では、祝宴のみ参加者が4人 加わり、完登達成の喜びの輪は広がる。次は 那須にて深田百名山、こちらも楽しみだ♪ 画像レポはこちら |