'07年:夏〜秋 | 画像はポイントすれば変わるよ# |
<笹平より望む雨飾山 OnMouse → 山頂(1,963m)> |
百名山ハンターで賑わう山の汚染調査 戸隠一不動避難小屋周辺に続き二度目の調査 対象をこの山とした。営業小屋が無く日帰り 山行の場合どうしてもキジ撃ち場が山頂付近 に出来易い。同行は長山協自然保護委員長の S田氏。道中の吸殻や紙屑(殆ど無い位だが) を拾いながら山頂へ。軽く腹ごしらえした後 笹やハイマツを掻き分けて見ると、残念なが ら11ヶ所にティッシュ発見。他にもラーメン の食べ残しや空き缶も。想定内の状況とは言 え、戸隠や飯綱で感じた清潔感とは程遠い。 地元小谷村では登山口案内板に環境保護協力 を書いているが、環境省も含めもっとPRの 働きかけが必要。調査目的ではあったが久々 訪れた名山のブナ林をいつまでも残したい♪ 画像レポはこちら |
気の合う仲間と由緒ある道を辿って信百へ 北アに残った信州百名山へ島々谷から徳本峠 へ上り、古色蒼然とした徳本峠小屋に泊って 翌日登頂の企画を実行。昨年諸般の事情から 実現できなかったが、大雨災害で通行不能と なった島々谷も某イベントに向け改修中との 情報を得て、オジントリオに若手?むらさん を加え、二年越しで実現した。秋雨前線と台 風の影響で天気予報は芳しくなかったが沢筋 を登る初日、岩魚留小屋まで青空も覗き改修 労力に感謝しつつ無事徳本峠小屋へ。夕方は 結構な降りとなったが、夜半には星も見え翌 日に期待を持たせる。しかし二日目は朝から ガスに包まれ、霞沢岳ピークでも晴れない。 が、目的の三つを果たし明神で満足の祝杯♪ 画像レポはこちら |
<島々谷を行く OnMouse → 霞沢岳(2,646m)> |
<安平路小屋より望む OnMouse → 山頂(2,363m)> |
中央アルプスに残る信百は漸く一座に この山は信州百名山の選者・清水氏にとって 最後まで残った山である。それ程アプローチ の便が悪い典型なのか。また飯田市が憩の森 として、手前の摺古木山までは遊歩道を整備 しているが、一歩北へ踏み出した途端に胸丈 の熊笹の洗礼を受ける。しかもこの時期早朝 は朝露がびっしり笹に溜まり、十時過ぎまで 乾かない。お陰で下山まで下半身はずぶ濡れ スパッツも用を為さなかった。苦労した山は 印象に残るが、安平路は東山と共に熊笹漕ぎ の双璧として焼きついた。久々の日帰りソロ 山行だったのでコースタイムは相応に短縮。 下山後は大平街道を南木曽へ向い、途中寄り 道して10何年振りに富貴の森温泉を楽しむ♪ 画像レポはこちら |
遠来の山スキー仲間と高山植物を楽しむ 夏山縦走が南ア・中アと続いたので、漠然と 北アへも行きたいと考えていたら、岐阜のF さんからログ訪問&何処かご案内をとの連絡 が入る。天候もイマイチの予報だしFさんが 未踏との事なので、夏の名残の花撮を兼ねて 行き先を唐松岳とした。前夜七時Fさん一行 五名が到着。名古屋・岐阜と遠来のお客さん をジンギスカン&ビールで心ばかりの歓待。 早朝六時、黒菱駐車場を出発し早速現われた お花達に足を止めながら八方池へ。不帰峰は 何とか一部を見せるが唐松はガスに隠れ先行 き不安。丸山ケルンを過ぎた辺りから雨具を 着け展望の無い山頂を踏む。生憎の空模様だ ったがログ宿泊と山行に満足頂けたかな? 画像レポはこちら |
<八方池 OnMouse → 雨の山頂ショット> |
<南駒ケ岳(2,841m) OnMouse → 越百山(2,613m)> |
夏山縦走第二弾は大阪の友人夫妻と中アへ 信州百名山の未踏8座、うち中央アルプスに 3つ残るが南駒を絡めた縦走をみいさん夫妻 と計画。登頂時お互い悪天だった空木も再度 との希望が一致し今回の縦走実現。リベンジ に相応しい好天に恵まれ、二度目の空木岳は 余すところ無く全貌を見せてくれた。展望も 東に八ヶ岳・南アの長大な山並。塩見の肩に 富士山も覗く。西は存在感のある御嶽山から 始まり乗鞍・穂高・槍と続き申し分ない眺め。 こうなれば稜線歩きも楽しい。急な岩稜・這 松の緩やかなザレ、正に夏山縦走の醍醐味。 お決まり宴会ヶ岳は駒峰ヒュッテのテラスで まだ降り注ぐ夏の日差しを浴びながら実施。 下山後は蕎麦をご馳走になり、一人温泉へ 画像レポはこちら |
テント泊で信州百名山南アの残り二座へ お墓参りと送り盆を済ませ深夜10時ログ発。 道端の鹿を数度驚かせ便ヶ島2時着、明るく なり始めた5時迄仮眠。久々の20k近い荷と 展望の利かない長い登りは試練のスタート。 西沢渡から4時間で薊畑。背後に大きな聖岳 前方には今日越える上河内岳が待っている。 聖平への下りは一面のお花畑でつい足が止ま る。花を撮りつつ上河内岳へ向うと奥聖右肩 に赤石・悪沢も姿を見せ3000m峰揃い踏み! 途中抜かれた若いご夫婦に山頂でシャッター を押して頂くが、これが縁で最後まで同行と 相成った。夜は満天の星空だったが翌朝はガ ス。光岳付近では青空も覗くが目標の二座を 踏めたので易老岳へ戻って二日目には下山。 画像レポはこちら |
<茶臼岳(2,604m) OnMouse → 光岳(2,591m)> |
<憧れの貴婦人 OnMouse → 下山後の癒し> |
好きな花撮とオフミで盆前の休日を楽しむ 山の花を撮り始めて知った花だが、生育地が 太平側の深山の為いつしか憧れの貴婦人に。 某サイトで県内にも群生地が在ることを知り 狙いを定めて逢いに行く。此処は信州百名山 一座でもあり晩秋に登っていたが、登山口と 季節を変える事により違った楽しみを与えて くれる。蓮華升麻は山頂に至る最後の急斜面 で待っていてくれた。若しかしたら早いかな との不安は杞憂に終わり、思う存分その素顔 を撮らせてもらった。下山後は別所で開かれ る温泉仲間のオフミへ。会員の証、オレンジ タオルを各都道府県ごとに引き継ぐという他 愛もない遊びだが、温泉好きの集まりに顔を 出しつつ愛染閣の湯で下山後の汗を流す。。 画像レポはこちら 蓮華升麻競演 |
村民登山、今年は木曽川源流の山を登る 梅雨が明け台風も過ぎ去ったのに、何故かス ッキリしない空模様。此処は通常朝日村から 許可を貰い林道を辿るのだが、その林道が通 行止め。木祖村からも登れるとの情報を得て 木曽森林管理署に入林申請を出し木曽川源流 から登る事になった。参加者が少ないと予想 されたので、山仲間に声を掛け9人が参加。 結局、一般13会員8の21名で山頂を目指す。 それが決まりなのか、森林管理署からも二人 随行され、林道ゲートの開閉は勿論、山頂迄 案内して頂いた。登山道は昔からの見廻り道 を活かし良く整備され、100m毎に路程も設置 されている。山頂からは穂高乗鞍の一部、松 本平など望め43回目の村民登山も無事終了。 画像レポはこちら |
<味噌川ダムより鉢盛山遠望 OnMouse → 山頂にて> |
<鬼面山(1,889m) OnMouse → 一等三角点の山頂> |
一山しか登れなかった鬱憤を温泉で晴らす 予定より遅れて熊伏登山口の青崩峠へ向うが 通行止め。一瞬歩きも考えたが林道の残りは 6km以上とか。止む得ず鬼面山登山口地蔵峠 へ向う。しらびそ高原に続く道と別れ大鹿村 へ入るも峠の看板が見つからず通過。下り道 となり引き返すと大鹿村側に向いて峠の看板 発見。上村側から来ると見えないのだった。 青崩峠への通行止めと言い、地蔵峠の見落し と言い今日はついてない。登山道は造林用の お陰かしっかり整備され歩き易い。出発から 二時間で櫓の建つ山頂へ。下山後は看板に惹 かれ小渋温泉へ向うが、塩化物炭酸水素塩の つるつる泉質と小渋川を見下ろす好ロケーシ ョンに、山旅の疲れが一気に吹き飛ぶ♪ 画像レポはこちら |
梅雨の明けた東海に近い南信へ二日の遠征 信州百名山の残りは14座。地域柄南信に未踏 が多いので、夏山本番前に少しでも数を増や しておきたい、とテントを積んで出発。初日 は治部坂峠からの大川入山へ。ログを三時に 出て登山口には六時前に着き、身支度を整え 先行する登山者を追う。この先行者とは高山 植物談義をキッカケに、下山迄ご一緒させて 頂いた。お花を撮りながらも二時間半で山頂 到達。上空に青空は広がるものの南アや中ア は雲の中。昼前に下山でき平谷道の駅で昼食 を摂り、88座目の茶臼山へ。山頂近く迄車で 上りノンビリ周回する。後は間欠泉の塩吹館 に浸かり、遠山へ移動しかぐらの湯駐車場に 設営。ここでも一人宴会を挟み二度の入湯♪ 画像レポはこちら |
<大川入山(1,908m) OnMouse → 茶臼山(1,415m)> |
<一不動避難小屋 OnMouse → 五地蔵祠にて> |
目的を達し雨でも楽しかった久々ソロ山行 家を発つ時の霧雨は戸隠に着いても止む気配 は無かった。稜線は勿論、沢も尾根も深い霧 に包まれ眺望を楽しむ山行なら中止にした。 今日は一不動避難小屋付近の汚染状況調査と 数年前に開かれた五地蔵から牧場への新道を 降って見るのが主目的。できればソロ山行の 特権で咲いてるお花も気兼ねなく撮りたい。 一不動〜五地蔵へは何年振りだろうか?入山 口もすっかり変わってしまい20分ほどロス。 お花は帯岩のトラバースでホトトギス発見! 登山道や避難小屋周辺は綺麗に草刈りが行わ れ、地元遭対協・ガイド組合の思い入れが伝 わってくる。新道は濡れた急坂で下りには要 注意だが、時間短縮には使えそう。 画像レポはこちら |
案ずるより生むが易し子供らに元気を貰う 知人の県山岳総合センター所長から依頼され 長野盲学校飯綱登山に付き添いとして同行。 昨夜来の雨も明け方には止み、朝5:30学校か ら予定通り実施の連絡が入る。子供達は今日 に備え体力作りを続けたそうで、何とか山頂 に立たせてあげたい。中社に着くと雨、雨具 を着て西登山口スタート。先生は8人で子供 一人に二人の介添え。信毎の記者さんも同行 取材され、一行は15人のパーティとなった。 空模様から目標は萱の宮と決めたが、意外に 子供達のペースは良く雨も小康状態となった ので、樹林帯を抜けた1,775m地点まで登る。 下りは上り以上に時間が掛かったが、満足感 一杯で下山した子供達の今後にエールを! 画像レポはこちら |
<本日の主役 OnMouse → 皆の笑顔に乾杯> |
<三角点からの四阿山 OnMouse → 山頂ショット> |
主催責任のイベントも無事に終わった 毎回悩むのは一般参加者が何人来てくれるか という点だが、何とか昨年並みの21人から 申し込みがあり、最大関門クリア。講演講師 には旧知の間柄菊地さんと、例年お願いして いる県警山岳遭難救助隊で早々に決定。残り は実技山行時の天候。こちらも梅雨時の催し で多少の降雨は覚悟していたが、時折陽射し もある空模様で最後の一大イベントを終える ことが出来ヤレヤレである。来年からは協力 者の立場で気楽に楽しみたいが、マンネリ化 をどう打破するか、次の支部長さんに期待。 山岳会に入り組織活動に加わり得るものも多 いが、自分の山登りとは関係ない部分で悩む 煩わしさからは、もう少し開放されたい。。。 画像レポはこちら |
山岳会による恒例の岩井堂コース整備 今年は事前情報により小虫倉山から先に鎖を 取り付ける必要があり、林道岩井堂線利用の 最短距離をI会員とN会員が先行して登る。 主力4会員は例年通り草刈り機にて刈り払い しながら登山口から開始。30分ほど登ると 土砂崩落により杉の木が倒れ、登山道を塞ぐ 光景が。幸い崩落規模は小さく、倒木の切断 だけで障害物を除去する事ができた。今回は この場所を含め倒木処置が3カ所ほど。村か らの委託作業だが、虫倉を訪れる登山者に安 心して歩いて貰えれば作業のし甲斐もある。 小虫倉山に着くと先行の二人も程なく降りて 来て大姥神社で小休止。終了後やきもち屋の 温泉に浸かり、午後は参議院選掲示板立て。 画像レポはこちら |
<崩落地あり OnMouse → 作業終了at小虫倉> |