'07年:夏〜秋

 画像はポイントすれば変わるよ#

♪2007.09.24 雨飾山

<笹平より望む雨飾山 OnMouse → 山頂(1,963m)>
  百名山ハンターで賑わう山の汚染調査

  戸隠一不動避難小屋周辺に続き二度目の調査
  対象をこの山とした。営業小屋が無く日帰り
  山行の場合どうしてもキジ撃ち場が山頂付近
  に出来易い。同行は長山協自然保護委員長の
  S田氏。道中の吸殻や紙屑(殆ど無い位だが)
  を拾いながら山頂へ。軽く腹ごしらえした後
  笹やハイマツを掻き分けて見ると、残念なが
  ら11ヶ所にティッシュ発見。他にもラーメン
  の食べ残しや空き缶も。想定内の状況とは言
  え、戸隠や飯綱で感じた清潔感とは程遠い。
  地元小谷村では登山口案内板に環境保護協力
  を書いているが、環境省も含めもっとPRの
  働きかけが必要。調査目的ではあったが久々
  訪れた名山のブナ林をいつまでも残したい♪

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♪2007.09.16-17 
霞沢岳
  気の合う仲間と由緒ある道を辿って信百へ

  北アに残った信州百名山へ島々谷から徳本峠
  へ上り、古色蒼然とした徳本峠小屋に泊って
  翌日登頂の企画を実行。昨年諸般の事情から
  実現できなかったが、大雨災害で通行不能と
  なった島々谷も某イベントに向け改修中との
  情報を得て、オジントリオに若手?むらさん
  を加え、二年越しで実現した。秋雨前線と台
  風の影響で天気予報は芳しくなかったが沢筋
  を登る初日、岩魚留小屋まで青空も覗き改修
  労力に感謝しつつ無事徳本峠小屋へ。夕方は
  結構な降りとなったが、夜半には星も見え翌
  日に期待を持たせる。しかし二日目は朝から
  ガスに包まれ、霞沢岳ピークでも晴れない。
  が、目的の三つを果たし明神で満足の祝杯♪

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<島々谷を行く OnMouse → 霞沢岳(2,646m)>

♪2007.09.09 
安平路山

<安平路小屋より望む OnMouse → 山頂(2,363m)>
  中央アルプスに残る信百は漸く一座に

  この山は信州百名山の選者・清水氏にとって
  最後まで残った山である。それ程アプローチ
  の便が悪い典型なのか。また飯田市が憩の森
  として、手前の摺古木山までは遊歩道を整備
  しているが、一歩北へ踏み出した途端に胸丈
  の熊笹の洗礼を受ける。しかもこの時期早朝
  は朝露がびっしり笹に溜まり、十時過ぎまで
  乾かない。お陰で下山まで下半身はずぶ濡れ
  スパッツも用を為さなかった。苦労した山は
  印象に残るが、安平路は東山と共に熊笹漕ぎ
  の双璧として焼きついた。久々の日帰りソロ
  山行だったのでコースタイムは相応に短縮。
  下山後は大平街道を南木曽へ向い、途中寄り
  道して10何年振りに富貴の森温泉を楽しむ♪

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♪2007.09.02 唐松岳
  遠来の山スキー仲間と高山植物を楽しむ

  夏山縦走が南ア・中アと続いたので、漠然と
  北アへも行きたいと考えていたら、岐阜のF
  さんからログ訪問&何処かご案内をとの連絡
  が入る。天候もイマイチの予報だしFさんが
  未踏との事なので、夏の名残の花撮を兼ねて
  行き先を唐松岳とした。前夜七時Fさん一行
  五名が到着。名古屋・岐阜と遠来のお客さん
  をジンギスカン&ビールで心ばかりの歓待。
  早朝六時、黒菱駐車場を出発し早速現われた
  お花達に足を止めながら八方池へ。不帰峰は
  何とか一部を見せるが唐松はガスに隠れ先行
  き不安。丸山ケルンを過ぎた辺りから雨具を
  着け展望の無い山頂を踏む。生憎の空模様だ
  ったがログ宿泊と山行に満足頂けたかな?

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<八方池 OnMouse → 雨の山頂ショット>

♪2007.08.25-26 
空木岳〜越百山縦走

<南駒ケ岳(2,841m) OnMouse → 越百山(2,613m)>
  夏山縦走第二弾は大阪の友人夫妻と中アへ

  信州百名山の未踏8座、うち中央アルプスに
  3つ残るが南駒を絡めた縦走をみいさん夫妻
  と計画。登頂時お互い悪天だった空木も再度
  との希望が一致し今回の縦走実現。リベンジ
  に相応しい好天に恵まれ、二度目の空木岳は
  余すところ無く全貌を見せてくれた。展望も
  東に八ヶ岳・南アの長大な山並。塩見の肩に
  富士山も覗く。西は存在感のある御嶽山から
  始まり乗鞍・穂高・槍と続き申し分ない眺め。
  こうなれば稜線歩きも楽しい。急な岩稜・這
  松の緩やかなザレ、正に夏山縦走の醍醐味。
  お決まり宴会ヶ岳は駒峰ヒュッテのテラスで
  まだ降り注ぐ夏の日差しを浴びながら実施。
  下山後は蕎麦をご馳走になり、一人温泉へ

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♪2007.08.17-18 
上河内岳〜光岳縦走
  テント泊で信州百名山南アの残り二座へ

  お墓参りと送り盆を済ませ深夜10時ログ発。
  道端の鹿を数度驚かせ便ヶ島2時着、明るく
  なり始めた5時迄仮眠。久々の20k近い荷と
  展望の利かない長い登りは試練のスタート。
  西沢渡から4時間で薊畑。背後に大きな聖岳
  前方には今日越える上河内岳が待っている。
  聖平への下りは一面のお花畑でつい足が止ま
  る。花を撮りつつ上河内岳へ向うと奥聖右肩
  に赤石・悪沢も姿を見せ3000m峰揃い踏み!
  途中抜かれた若いご夫婦に山頂でシャッター
  を押して頂くが、これが縁で最後まで同行と
  相成った。夜は満天の星空だったが翌朝はガ
  ス。光岳付近では青空も覗くが目標の二座を
  踏めたので易老岳へ戻って二日目には下山。

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<茶臼岳(2,604m) OnMouse → 光岳(2,591m)>

♪2007.08.11 蓮華升麻と風呂伝と

<憧れの貴婦人 OnMouse → 下山後の癒し>
  好きな花撮とオフミで盆前の休日を楽しむ

  山の花を撮り始めて知った花だが、生育地が
  太平側の深山の為いつしか憧れの貴婦人に。
  某サイトで県内にも群生地が在ることを知り
  狙いを定めて逢いに行く。此処は信州百名山
  一座でもあり晩秋に登っていたが、登山口と
  季節を変える事により違った楽しみを与えて
  くれる。蓮華升麻は山頂に至る最後の急斜面
  で待っていてくれた。若しかしたら早いかな
  との不安は杞憂に終わり、思う存分その素顔
  を撮らせてもらった。下山後は別所で開かれ
  る温泉仲間のオフミへ。会員の証、オレンジ
  タオルを各都道府県ごとに引き継ぐという他
  愛もない遊びだが、温泉好きの集まりに顔を
  出しつつ愛染閣の湯で下山後の汗を流す。。

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♪2007.08.05 
鉢盛山(中条村民登山)
  村民登山、今年は木曽川源流の山を登る

  梅雨が明け台風も過ぎ去ったのに、何故かス
  ッキリしない空模様。此処は通常朝日村から
  許可を貰い林道を辿るのだが、その林道が通
  行止め。木祖村からも登れるとの情報を得て
  木曽森林管理署に入林申請を出し木曽川源流
  から登る事になった。参加者が少ないと予想
  されたので、山仲間に声を掛け9人が参加。
  結局、一般13会員8の21名で山頂を目指す。
  それが決まりなのか、森林管理署からも二人
  随行され、林道ゲートの開閉は勿論、山頂迄
  案内して頂いた。登山道は昔からの見廻り道
  を活かし良く整備され、100m毎に路程も設置
  されている。山頂からは穂高乗鞍の一部、松
  本平など望め43回目の村民登山も無事終了。

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<味噌川ダムより鉢盛山遠望 OnMouse → 山頂にて>

♪2007.07.29 
鬼面山

<鬼面山(1,889m) OnMouse → 一等三角点の山頂>
  一山しか登れなかった鬱憤を温泉で晴らす

  予定より遅れて熊伏登山口の青崩峠へ向うが
  通行止め。一瞬歩きも考えたが林道の残りは
  6km以上とか。止む得ず鬼面山登山口地蔵峠
  へ向う。しらびそ高原に続く道と別れ大鹿村
  へ入るも峠の看板が見つからず通過。下り道
  となり引き返すと大鹿村側に向いて峠の看板
  発見。上村側から来ると見えないのだった。
  青崩峠への通行止めと言い、地蔵峠の見落し
  と言い今日はついてない。登山道は造林用の
  お陰かしっかり整備され歩き易い。出発から
  二時間で櫓の建つ山頂へ。下山後は看板に惹
  かれ小渋温泉へ向うが、塩化物炭酸水素塩の
  つるつる泉質と小渋川を見下ろす好ロケーシ
  ョンに、山旅の疲れが一気に吹き飛ぶ♪

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♪2007.07.28 
大川入山・茶臼山
  梅雨の明けた東海に近い南信へ二日の遠征

  信州百名山の残りは14座。地域柄南信に未踏
  が多いので、夏山本番前に少しでも数を増や
  しておきたい、とテントを積んで出発。初日
  は治部坂峠からの大川入山へ。ログを三時に
  出て登山口には六時前に着き、身支度を整え
  先行する登山者を追う。この先行者とは高山
  植物談義をキッカケに、下山迄ご一緒させて
  頂いた。お花を撮りながらも二時間半で山頂
  到達。上空に青空は広がるものの南アや中ア
  は雲の中。昼前に下山でき平谷道の駅で昼食
  を摂り、88座目の茶臼山へ。山頂近く迄車で
  上りノンビリ周回する。後は間欠泉の塩吹館
  に浸かり、遠山へ移動しかぐらの湯駐車場に
  設営。ここでも一人宴会を挟み二度の入湯♪

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<大川入山(1,908m) OnMouse → 茶臼山(1,415m)>

♪2007.07.22 五地蔵山行

<一不動避難小屋 OnMouse → 五地蔵祠にて>
  目的を達し雨でも楽しかった久々ソロ山行

  家を発つ時の霧雨は戸隠に着いても止む気配
  は無かった。稜線は勿論、沢も尾根も深い霧
  に包まれ眺望を楽しむ山行なら中止にした。
  今日は一不動避難小屋付近の汚染状況調査と
  数年前に開かれた五地蔵から牧場への新道を
  降って見るのが主目的。できればソロ山行の
  特権で咲いてるお花も気兼ねなく撮りたい。
  一不動〜五地蔵へは何年振りだろうか?入山
  口もすっかり変わってしまい20分ほどロス。
  お花は帯岩のトラバースでホトトギス発見!
  登山道や避難小屋周辺は綺麗に草刈りが行わ
  れ、地元遭対協・ガイド組合の思い入れが伝
  わってくる。新道は濡れた急坂で下りには要
  注意だが、時間短縮には使えそう。

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♪2007.07.11 飯綱登山付き添い
  案ずるより生むが易し子供らに元気を貰う

  知人の県山岳総合センター所長から依頼され
  長野盲学校飯綱登山に付き添いとして同行。
  昨夜来の雨も明け方には止み、朝5:30学校か
  ら予定通り実施の連絡が入る。子供達は今日
  に備え体力作りを続けたそうで、何とか山頂
  に立たせてあげたい。中社に着くと雨、雨具
  を着て西登山口スタート。先生は8人で子供
  一人に二人の介添え。信毎の記者さんも同行
  取材され、一行は15人のパーティとなった。
  空模様から目標は萱の宮と決めたが、意外に
  子供達のペースは良く雨も小康状態となった
  ので、樹林帯を抜けた1,775m地点まで登る。
  下りは上り以上に時間が掛かったが、満足感
  一杯で下山した子供達の今後にエールを!

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<本日の主役 OnMouse → 皆の笑顔に乾杯>

♪2007.07.07-08 夏山登山教室

<三角点からの四阿山 OnMouse → 山頂ショット>
  主催責任のイベントも無事に終わった

  毎回悩むのは一般参加者が何人来てくれるか
  という点だが、何とか昨年並みの21人から
  申し込みがあり、最大関門クリア。講演講師
  には旧知の間柄菊地さんと、例年お願いして
  いる県警山岳遭難救助隊で早々に決定。残り
  は実技山行時の天候。こちらも梅雨時の催し
  で多少の降雨は覚悟していたが、時折陽射し
  もある空模様で最後の一大イベントを終える
  ことが出来ヤレヤレである。来年からは協力
  者の立場で気楽に楽しみたいが、マンネリ化
  をどう打破するか、次の支部長さんに期待。
  山岳会に入り組織活動に加わり得るものも多
  いが、自分の山登りとは関係ない部分で悩む
  煩わしさからは、もう少し開放されたい。。。

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♪2007.07.01 虫倉登山道整備
  山岳会による恒例の岩井堂コース整備

  今年は事前情報により小虫倉山から先に鎖を
  取り付ける必要があり、林道岩井堂線利用の
  最短距離をI会員とN会員が先行して登る。
  主力4会員は例年通り草刈り機にて刈り払い
  しながら登山口から開始。30分ほど登ると
  土砂崩落により杉の木が倒れ、登山道を塞ぐ
  光景が。幸い崩落規模は小さく、倒木の切断
  だけで障害物を除去する事ができた。今回は
  この場所を含め倒木処置が3カ所ほど。村か
  らの委託作業だが、虫倉を訪れる登山者に安
  心して歩いて貰えれば作業のし甲斐もある。
  小虫倉山に着くと先行の二人も程なく降りて
  来て大姥神社で小休止。終了後やきもち屋の
  温泉に浸かり、午後は参議院選掲示板立て。

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<崩落地あり OnMouse → 作業終了at小虫倉>