'06年:夏〜秋 | 画像はポイントすれば変わるよ# |
<源流の一杯 OnMouse → 山頂ショット> |
佐久地方最後に残った信州百名山 千曲川源流を辿り奥秩父の盟主へ、いつに無 く今回は期待に胸が膨らむ。長野県山岳協会 の小川山キャンプに合わせたので、下山後は 廻り目平へ向えば良いから気分的にも楽だ。 欲張って十文字峠への周回を選択してみた。 次第に細くなる流れ、苔生した林床と古い案 内表示板、昔から幾多の岳人に踏まれた道。 登りながら色々な思いが胸をよぎる。水源地 から僅かな急登で甲武信〜国師を結ぶ稜線。 山頂直下は岩ガレ。武州側はガスが湧き始め たが富士山を始め南アの峰々・中ア・八ヶ岳 北アの槍穂高もはっきり確認できる。山頂の 展望を楽しんだ後は十文字峠へ縦走開始。 本日最高点三宝山からはアップダウンを繰り 返し高度を下げ、静かな十文字小屋へ。。 画像レポはこちら |
栂海新道で消息を絶ち6日ぶりに発見 自分が読売新道へ行く前日、Yさんは親不知 から白馬岳を目指し入山した。赤牛や水晶の 辛い登りには、今頃Yさんも一人苦しい登り を頑張ってるだろう、と自分を叱咤激励。 11日、満足の山行から帰り早速Yさんのblog を開くも初日しか記載が無い。こまめにUP する人だけに珍しい。下山予定日の12日や13 日になっても同様。携帯に掛けてみるが留守 モード。不安気で居たらご家族から捜索願い が出された。管轄の糸魚川署に問合わせると 10日に吹上げのコルにて確認されて以降15日 現在手がかり無しとの事。予定していた霞沢 が雨予報の為中止となったので、捜索隊参加 を志願し、たかちゃん里美さんと現地本部の 蓮華温泉へ。10時ヘリにて発見無事救助(^-^ 詳細と救助後レポはこちら |
<足取り軽く帰還 OnMouse → 無事救助に乾杯〜♪> |
<黒部ダムから OnMouse → 二つの山頂> |
テント担いで読売新道を登る 現役のうちに何とかこのプランを単独でやり たいと狙っていたが、北ア北部で唯一未踏の 信州百名山鷲羽岳と絡め、夏休みを利用して 勇躍出撃。車は下山の七倉へデポ、湯俣へ野 湯三昧のJrに扇沢迄送って貰う。初日は東沢 出合でテント泊。翌日満を持して名にしおう 読売新道へ。ただでさえ人気のないコースに 最盛期を過ぎた今、登る物好きは自分一人。 6/8地点で単独の、更に上部で二人連れの 何れも女性が下山して来た。森林限界までは 黒部湖を囲む山並みも見えていたが、赤牛岳 手前で完全に雨。眺望無い二つの山頂を踏み 水晶小屋へ。宿泊者は6人と快適な夜だった が、明け方までの雨に鷲羽岳は断念。最終日 竹村新道を下り高瀬館露天で仕上げとする。 画像レポはこちら |
天竜川を挟み信州百名山の里山2座へ 本音は秋か冬に登りたい山だったが、仲間の ヒロちゃんが守屋山・戸倉山へ行くので登頂 を済ませている守屋山の代わりに、こちらは 風越山を選択する。花の撮影や名水巡りに欲 をかき、今日も想定タイムを大幅オーバー。 急いで落ち合い場所の戸倉山キャンプ場へ向 うも、30分ほど待たせてしまった。二人だけ での山行は久し振りだったが、お互い午前中 登った山の話しなどしながら、気負いのない 道中となる。午後二時半と遅い出発でも気に すること無く、いかにも里山らしい雰囲気を 楽しみ、下山はジャスト六時。大陸からの高 気圧で盛夏のような暑さからは解放されたが 2山合わせて標高差1400mは汗をかく。帰路 に適当な温泉が無く今回は自宅シャワー。。 画像レポはこちら |
<風越山頂 OnMouse → 戸倉山頂> |
<鳴沢岳のご来光 OnMouse → 背後に針ノ木岳> |
花を撮りながら空白の稜線をノンビリ歩く 北アルプスの主稜線のうち幾つか未踏破領域 があり、この区間もその一つだった。若い頃 は著名な山や縦走コースに目を向けがちだっ たが、近頃は信州百名山の里山や今回のよう に未だ歩いてない稜線へと関心が移る。丁度 昨年同じ時期に蓮華〜烏帽子岳と歩いたので 白馬〜双六岳の主稜線が繋がった事になる。 爺や針ノ木は大勢の登山者で賑わっていたが 両山に挟まれた岩小屋沢・鳴沢・赤沢(三山 続けて山名に沢が付く)スバリ岳と連なる峰 は一気に訪問者が減ってしまう。何れも標高 2600-2700m級で各山を結ぶ稜線上では多数の 高山植物が歓迎してくれた。花の撮影で何度 も足を止め相棒には迷惑を掛けてしまったが 病後の回復確認に良いペースと慰めの弁。。。 画像レポはこちら |
千葉市からの小学生を虫倉山へガイド 山村留学で来村の子供達26人と付添いの先生 を案内して虫倉登山。都会のちびっ子に田舎 暮らしを体験してもらう催しの一環で、急遽 夏休みを取り二人の山岳会員と共にガイド役 を引き受ける。元気な子供達は先生の注意も 何処吹く風とワイワイガヤガヤ。花や虫にも 興味を示し、名前を教えてあげたりコースタ イムの説明などで、あっと言う間に山頂へ。 生憎の曇り空で自慢の展望は叶わなかったが 殆どの児童が本格的登山は初めての体験との ことで、往復三時間を楽しんでくれた様子。 下山後、丸山公園で一緒に弁当を食べ、迎え のバスを待つ間は不動滝のサンショウウオ探 しに興じる。残り二日間は村内家庭に泊まる が、楽しい思い出を持ち帰って欲しい。。 画像レポはこちら |
<ピース♪ OnMouse → サンショウウオいるかな?> |
<ガスに煙る白砂山 OnMouse → 右背後に山頂標識> |
野反湖畔から登る遠い信州百名山 小秀山も一般的には岐阜側から登るが、この 白砂山の通常ルーも群馬県からアプローチ。 台風の影響か湿って暖かい空気が太平洋から 吹き付け、菅平は晴れていたが嬬恋は濃霧。 計算通りの時間に野反湖へ到着するも、今日 の眺望は早々に諦めムード。代わりに登山道 脇の高山植物を楽しみながらの山行に切替。 堂岩山を過ぎ笹の稜線に出るとお花は一気に 種類が増えた。またまたマクロ用のデジカメ を持って来なかった事を後悔。吹き上げる霧 に包まれていた山頂も、暫くすると信州側が 晴れてきて苗場山・鳥甲山・佐武流山が姿を 見せる。下山後は尻焼温泉川の湯露天風呂を 楽しみ、折角だからと草津の湯にも浸かる。 お陰でログ戻りは予定より遅れ九時近く。。。 画像レポはこちら |
佐久に聳える信州百名山の里山2座へ 二週間前に企画したが風邪気味で断念。ログ の天窓から見える青空に悔しい思いをした。 そんな思いも今日の快晴で充分払拭された。 先ずは馬越峠から1時間で山頂に立てる天狗 山へアタック。お花は期待せずお手軽カメラ を持参したが、意外にも登り始めからフシグ ロセンノウのお出迎え。後悔先にたたずか。 山頂からの眺めは正に360度の大展望! 真っ青な夏空に感謝。下山後は佐久穂町へ。 茂来山の登頂ルートに選んだのは霧久保沢コ ース。お目当てのコブ太郎と、その少し上部 やはりトチの巨木は周囲の雑木林と相俟って 癒し効果絶大。天狗山では誰とも会わなかっ たが、ここでは知人も含め7名に挨拶。 立ち寄りは訳あって今日も天狗温泉 (^-^; 画像レポはこちら |
<快晴の天狗山 OnMouse → 同じく茂来山頂> |
<草すべり OnMouse → 黒斑山頂♪> |
本番は好天に恵まれ今年の行事も無事終了 梅雨が明け切れず心配された空模様も16人の 想いが通じたのか、結果として梅雨明け宣言 の出るまずまずの天気となった。公民館前を 出発した村のマイクロバスは、途中で3人を 拾い一路車坂峠へ。チェリーパークラインを 登る頃から霧の上へと抜け、槍が鞘手前では 浅間も姿を見せる。団体でタイムロスも心配 されたが、今年の一般参加者は健脚揃い、J バンド到着は予定より早い。昼食時に作った 豚汁も好評でお代わり三杯も。蛇骨岳までの 縦走ではお腹が苦しくヘロヘロになるほど。 樹林帯・草原・岩場と変化のある歩きや、移 動する度に変わる浅間山の姿が参加者に好評 で、豊富な高山植物と天狗温泉の褐色の湯も 充実した山行を一層引き立たせただろう。 画像レポはこちら |
40年前の感動に少しばかりの恩返し 高校三年の秋に出場した大分国体山岳競技。 地元の人々から盛大な歓迎やもてなしを受け 大いに感激。久住・傾・祖母を歩いた記憶よ りも下山後の歓待の方が強烈な思い出だ。 時を経て、今日は今年の兵庫国体への北信越 予選(名称は北信越国体だが)。あの時と同じ 感動を味わえる代表は長野から出るのか? 明日の縦走種目は手伝えないが、クライミン グのビデオジャッジとして今日だけ参加。 成年女子選手三人はいずれも東北信支部所属 山岳会のメンバーで顔馴染み。競技役員の立 場を離れついつい応援してしまう。最終結果 は明日の縦走競技を加味して決まるが、新潟 代表の二人ともゴールしただけに厳しいか? でも、今年がダメなら来年もあるさ。。。 画像レポはこちら |
<応援風景 OnMouse → 健闘した成年女子> |
<蛇骨岳 OnMouse → 黒斑山頂♪> |
雨の中、設定タイムにてルート確認 今年の村民登山は黒斑山周回。予定ルートは 車坂峠〜表コース〜トーミの頭〜草すべり〜 湯の平〜賽の河原〜Jバンド〜蛇骨岳〜黒斑 山〜中コース〜車坂峠。候補地提案者だけに 下見もお付き合い。同行のヒロちゃんは平気 な顔だが、下りでは昨日の筋肉痛が出る。。。 雨は出発から帰着まで降り続き、お陰で周り は霧に包まれ写真は記録用にポイント地点の 人物のみ。見かけた花々はしっかり目に焼き 付けておこう。Jバンドへの登りから蛇骨岳 黒斑間は初めて歩いてみたが、蛇骨岳までの 山稜はとても標高2,300m程とは思えないアル ペン気分を味わえた。本番ではお花と共に参 加者を楽しませてくれるだろう。 立ち寄りは本番時の予約も兼ね天狗温泉へ。 画像レポはこちら |
就任初の大仕事も皆さんの協力で無事終了 恒例の長山協主催東北信支部主管「夏山登山 教室」を土曜の午後から開催。事前PRが効い たのか、一般から25人の参加があり大盛会。 県警山岳遭難救助隊副隊長の悲惨な遭難事例 紹介や、信州山歩き地図作者の共感できる話 に講演中の居眠り者なし。夕食から始まった 親睦会も消灯まで盛り上がる。日曜は雨が降 ったり止んだりのはっきりしない天気だった が、四阿山〜根子岳山行を予定通り行う。 毎年この時期の実施だけに梅雨空は仕方ない か。それでも時折北アをはじめ周囲の山並み も確認でき、お花も例年通り見られ、事故や 脱落者もなく下山できたので良しとしよう。 牧場駐車場で閉会式・解散の後、中条山岳会 スタッフは改装なった保科温泉で汗を流す。 画像レポはこちら |
<懇親会を前に OnMouse → 根子岳山頂♪> |
<人工岩場全容 OnMouse → リードに挑戦♪> |
雨のため東山を中止して大町人工壁へ 前日に中止決定となり、長野山岳会岩トレへ 交ぜて頂く。会場は長野県山岳総合センター の人工岩場、もちろん屋根付きで雨天可能。 先ずはトップクライマーみのり姫がリードで 登りトップロープ設置。続いてM野指導員が ムーブの感触を確かめ茅野山岳会M子柴さん が続く。やっと自分の番となり二週間ぶりの クライム。取り敢えず無難に支点まで到達♪ 物見の時と違って高さがあったので、一回の クライムで腕がパンパン。暫し休憩した後は やはり赤塚嬢が支点を作った別ルート挑戦。 こちらはハングもありグレード5.11。途中で テンションをコールしダウン。最後は初めに 登ったルートでリードの練習。何とか目標点 までクリップでき、満足×2の半日。 画像レポはこちら |